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グローバルソブリンって外債?それとも株?

先日、株や投資信託をやっている旧友の会う機会があって
以前から疑問に思っていたことを聞いてみた。

「グローバルソブリン」っていったいなんなの?

外債ファンドの「グローバルソブリン」とは
外国債権で運用する投資信託だとばかり思っていたのだが、
目論見には『株式投信』を書いてあったからだ。

旧友曰く「分類上そう記載しているだけで、株ではないんだよ」
とのこと。

現在の投資分類は実際にお金を投じている資産と必ずしも一致していないのだという。

投資信託協会が分類を決めた1995年当時、
株式に投資することができる契約の投資信託は
全て株式投信にするという税法上の決まりを当てはめ、
株式組み入れが可能なものはすべて『株式投信』に分類したのだそうだ。

1995年当時は株式ファンドが全盛で、
株の組み入れ比率などに応じて投資信託は約70種類に細かく分類され、
「グローバルソブリン」のように外国債券主体の投資信託でも
約款上株式組み入れが可能で、かつ株の組み入れ比率が70%未満なら
一律で『株式投信バランス型』と分類されることになり、それが現在も続いているらしいのだ。

投信協会は、このような分かりづらい分類を改めるべく
新たな分類の導入を進めているとのこと。

今までのように株式の組み入れが可能かどうかではなく、
実際にどんな資産で運用するのかが優先されて分かりやすくなるそうだ。

すでに新分類の内容は公表されていて、
投資地域と資産で約30種類に再分類されているとのこと。


投資信託の新分類

1995年に決まった投資信託の分類が
2007年4月から新分類になる予定だったのたが、
どうやらシステム対応などに手間取って大幅に遅れるらしい。

さらに「新分類でも主たる資産の定義があいまいだ」という声もあり、
さらに今年は消費者にリスク説明の徹底を求める金融商品取引法の完全施行も控えており
新分類はかなり遅れるのではないかとの見通しもあるようだ。

ちなみに新分類では以下のように変るらしい。

■運用資産が国内外の債券
 現行分類:株式投信バランス型
 新分類:内外債券型
 代表的商品:グローバルソブリンオープン(国際投信)

■運用資産が外国債券のみ 現行分類:株式投信バランス型
 新分類:海外債券型
 代表的商品:グローバル債券ファンド(大和投資信託)

■運用資産が国内株ETF 現行分類:株式投信インデックス型
 新分類:国内株式型ETF
 代表的商品:上場投信-日経225(大和投資信託)

■運用資産が国内外の株式投信
 現行分類:株式投信FOF
 新分類:内外株式型
 代表的商品:グローバルインカム株式ファンド(ビクテ)

■運用資産が国内外の株式と債券の投信
 現行分類:株式投信FOF
 新分類:内外資産複合型
 代表的商品:マイストーリー(野村アセット)

■運用資産が国内外の不動産投信
 現行分類:株式投信FOF
 新分類:内外不動産投信型
 代表的商品:グローバルREIT(野村アセット)

 ※ETFとは上場投信
 ※FOFとはファンド・オブ・ファンズ