ETF(株価指数連動型上場投資信託)の基本理解

ETFとは、証券取引所に上場し、
株式と同じように売買できる投資信託のことで
Exchange Traded Fundのこと。

直訳すると取引所で売買される投資信託、ということ。

日本では2001年に導入され、
現在は東京と大阪の証券取引所に
14銘柄が上場されている。

どの投信も日経平均や東証株価指数(TOPIX)など
特定の株価指数に値動きを完全に一致させることを目指している。

そのため投資信託運用会社は原則的に
指数を構成する全企業の株式を組み入れている。

構成する企業の数は
日経連動型で225社、連動型は約1700社。

日経平均や東証株価指数(TOPIX)は
株式市場全体の動きを平均的に表すので
例えば、景気が拡大して株価が上がりそうだ
という大まかな判断で投資ができるという点で
ETF(株価指数連動型上場投資信託)は初心者でも手がけやすい投資信託と言われている。

投資する個別会社の業績や業界動向にそれほど注意しなくても良いので、
個別の会社の株式に投資するのに比べると格段に分かりやすい。

日経平均や東証株価指数(TOPIX)はテレビのニュースで報道されるし、
インターネットなどでも簡単に調べられるので、
個別の会社の業績などをチェックするのに比べて容易でもある。


ETFとインデックス(株価指数)投信の違いは?

指数に連動する投信はETF(株価指数連動型上場投信信託)のほかに、
インデックス(株価指数)投信というものもある。
ではどこが違うのか?

ETFは売買方法が株式と同じで
どこの証券会社の窓口でもネットでも売買ができる。
インデックス投信は運用会社から指定された
証券会社や銀行でしか売買でない。

ETFは取引所の立会時間内てらいつでも何度でも
その時々の価格で売買できる。
また指値注文もできる。
インデックス投信は注文時にいくらで購入・売却できるかは
指定できない。
また毎日組み入れ銘柄の終値を基に時価(基準価格)を算出し、
その価格で事後的に約定される。
したがって注文後に株価が高騰したら結果的に高値で買ってしまうということもありえる。

ETFはインデックス投信と比べると手数料コストも安く、
特に投信の保有期間中に差し引かれ続ける信託報酬(投信の運用管理手数料)は
TOPIX連動型で年0.1%ほど、インデックス投信は平均0.7%ほどで、
仮に百万円を10年間運用した場合に手数料の差は約6万円になる。


ETFのデメリットは?

ETF(株価指数連動型上場投資信託)のデメリットはなんだろ?

通常の投資信託は1万円程度から買えるが、
ETFは現在の株価指数で計算して16万円程度かかる。

最低売買単位が日経平均で10口などと決まっているためである。

毎月1万円ずつ自動的に購入してもらう、
という定期積み立てもできない。

また東証の業種別指数に連動する銘柄など
取引所での売買が極端に少ない場合もあるので注意が必要。
純資産残高や保有者数が不十分なためで、
思い通りの価格で市場で売れないリスクも伴う。

中には上場基準を下回り、上場廃止となった銘柄もある。

もっとも上場廃止後も
指定された証券会社にETFを持ち込めば原則的に
時価で換金してくれる。

残高が大きく、売買も比較的頻繁な銘柄としては
以下のETFがある。

【TOPIXに連動するETF】

TOPIX連動型上場投資信託(1306) 残高:8572億円 信託報酬:0.1155% 取引所:東証 運用会社:野村

上場インデックスファンド(1308) 残高:7177億円 信託報酬:0.0924% 取引所:東証 運用会社:日興

ダイワ上場投信-トピックス(1305) 残高:3752億円 信託報酬:0.1155% 取引所:東証 運用会社:大和

【日経平均に連動するETF】

日経225連動型上場投資信託(1321) 残高:8736億円 信託報酬:0.252% 取引所:大証 運用会社:野村

上場インデックスファンド225(1330) 残高:4773億円 信託報酬:0.23625% 取引所:東証 運用会社:日興

ダイワ上場信託-日経225(1320) 残高:3936億円 信託報酬:0.231% 取引所:大証 運用会社:大和