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高配当株投資信託が人気と耳にした

配当が高い銘柄を選んで運用するファンド
「高配当株投資信託」が人気なのだと耳にした。
比較的高水準の分配金が得られて
資産残高が拡大しているとも聞く。

では「高配当株投資信託」とはどのようなファンドなのだろう。

現在日本国内で販売している高配当株投資信託は約70本あり、
純資産の合計は過去1年で約3倍に伸びているそうだ。

例えば海外の電力・ガス・水道など公益企業の株で運用する
「ピクテグローバルインカム株式ファンド」は昨年
外国株投資信託として初めて1兆円を超えるファンドとなった。

ピクテ投資信託はファンドの運用限度額を当初の1兆円から
2度引き上げて3兆円となっている。

このように高配当株ファンドは、
運用成績の良さと分配金の高さから人気のようなのだ。

多くの高配当株ファンドは、
毎月、毎四半期など定期的に分配金を出す「分配型投資信託」で、
配当分を定期分配し、
また値上がり益ボーナス分配をする仕組みになっている。

しかしながら、全ての高配当株投資信託が運用成績が良いかというとそうでもないらしい。

あたりまえのことではあるが、
高配当株投資信託と一口に言っても運用内容に差があり、
したがって運用成績にも差が生じる。

例えば日本の高配当株で運用するタイプと
米国やヨーロッパ、アジアなどの海外の高配当株で運用するタイプと比べてみると、
分配金額込みの騰落率で海外型は日本型を上回る。

元々米国など海外の方が日本より平均配当利回りが高いため
ファンドの組み入れ銘柄の配当利回りが1〜2%高くなるからだ。

リスクに関しても海外型の方が小さいという調査結果があるようだ。

運用コストの信託報酬についてだが、
FOF(ファント・オブ・ファンズ)形式で運用する一部を除き、
日本型、海外型ともに国内積極運用型投資信託の平均である
1.5%を下回るものが多い。

ただしこれらの海外型、日本型どちらの高配当株投資信託も
ほとんどが2005年以降の設定であるため
一般的に投資信託の評価に必要とされる3年以上の運用期間に達していない。

また「高配当株投資信託」という商品名に勘違いしてはいけないのだが、
高配当株ファンドは上げ相場では市場平均に比べて上げ幅が小さくなる傾向にあるのだという。
なぜならば配当利回りの高い銘柄には高成長企業は多くなく、
したがって上げ局面では注目が浴びにくいからなのだそうだ。

つまり高配当株投資信託が常に運用成績が良いとは限らないということだ。

だから組み入れ銘柄の予想配当利回りを常日頃チェックしておくことが大切だ。