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グローバルソブリンオープン人気に陰り?

今まで日本国内では運用残高が最大だった
グローバルソブリンオープン(グロソブ)の人気に
どうやら陰りが出始めているようだ。

グローバルソブリンは約7年間にわたって個人マネーの
流入が続き運用残高5兆円を超える投資信託となっていたが、
直近の2ヶ月では解約額が契約額を上回っているという。

グローバルソブリンから流出している資金がどこへ向かっているかというと、
世界の公益株で運用するビクテ投資信託顧問の「グローバルインカム株式ファンド」や、
株や不動産などで運用する日興アセットマネジメントの「財産3分法ファンド」などが主な流出先とみられている。

昨年(2006年)は景気回復で株や不動産の運用環境が良く、
ビクテ投資信託顧問は基準価格あたり2140円、
日興アセットマネジメントは740円の分配金を出した。

それらに比べてグローバルソブリンは480円に留まった。
グローバルソブリンは安定的に分配金を出しているが
比較的リスクを抑えた外債で運用しているからだ。

グローバルソブリンは設定から約10年、
日本国内より金利が高い外国債券で運用し
高い利回りを出し続け、毎月分配金を出し、
それが人気を得て運用残高5兆円を超える投資信託となった。

しかし昨年(2006年)12月に6年10ヶ月ぶりに流出に転じた。
今年(2007年)1月も495億円が流出した。

時代の移り変わりとともに投資信託の人気も移り変わるのもまた必然なのだろう。

しかしながら、グローバルソブリンの「リスクが限定されていて安心」という利点は変らないわけだから
グローバルソブリンを例えば長期保有で安定的にある程度の分配金を得る商品という位置付けで、
他の高い分配金の投資信託と併用して持つのも良いのではないか。